『この車○○万円引きなら買います』
『長々とした商談は好きではないので値引きは一発で御願いします』といった
一発勝負の商談は、車購入になれていない人はやめておいておいたほうがいいと思います
なぜかというと
もしも、値引き上限を大幅にオーバーする要求をしたなら、そこで商談終了になってしまいますし、
その逆で上限までいかない値引き要求ならOKがでて、その値引き金額で購入しないといけなくなります。
一見すると、『一発勝負』は、簡単でいい商談のように見えますが、
よく考えると購入者の選択の幅を狭めてしまう事のほうが多いと思います。
それに、お客さんから『一発で値引きを出して下さい』といわれたからといって
素直に目一杯の値引きを出す営業マンは少ないと思いますよ。
かならず、多少の値引き枠を残したうえで、金額を提示するはずです。
この多少の値引き枠を引き出す事が、商談なわけですから、面倒でも時間をかけて商談をしましょう。
こういった一発勝負は、競合車どうしが値引きでせめぎあっているときに、最後に行うのがもっとも効果的です。
商談の初回から、つかうのは得策ではありません。
それから、一発勝負の値引き要求は、言いかえれば『値引きが合えば買いますよ』と言っているわけです。
セールスマンは他社の様子をみながら、『他所の値引きがわかればうちも目一杯出来るのですが・・・』
といった、『あとだしじゃんけん』になってしまい、他社の値引き次第になってしまいます。
商談の基本は面倒でも『競合と粘り』ですから、がんばってみましょう。 |
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