今契約してもらえれば・・・
今日中に契約なら・・・
今だけの値引き条件です・・・
などなど
商談の終盤に、営業マンがかなりの高確率で使う言葉です。
お客さんの様子をみながら、『あと一押しでいけるか!?』 と営業マンが
感じた時に使う決めゼリフのような言葉です。
このころになると、お客さんも商談に疲れて『ちょっと疲れてきたし、
『あんまり時間掛けてもな〜そろそろ決めてもいいかなぁ〜』なんて内心思う人も多いはず。
そういう気持ちの人に『今だけ・・』『今日なら』といった言葉は実によく効きます。
もちろん、営業マンもその事をわかった上で、こういった言葉を使って落としにかかるわけです。
ここで、この言葉を真に受けて契約する必要はありません。
『今日だけの値引き条件』というのは、現実の話としてほとんど無いように思います。
仮に契約が後日になってしまい、今はそのときの条件が使えない という話になっても、
営業マンと普通の人間関係ができていれば、ほとんどの場合は適用してくれるはずです。
この言葉を聞いたからといって焦って契約する必要はありませんから、
じっくりと検討して冷静になってから契約をしましょう。
なお、『今日だけ・・』『今なら・・』の言葉が商談中に出てこない場合には、
営業マンの限界はまだ先にある、と考えてもいいような気がします。
焦らす言葉を使い、購入を急がせるのが営業マンに仕事なので、
手の上で踊らされないように常に冷静になって検討しましょうね。 |
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